ショートコードという機能を上手に使っていますか?
PHPファイルを触って、自装する事はできますが、ワードプレスには優れたプラグインが沢山あって、ショートコード専用のプラグインも多数あります。
アフィリエイトのやり方で、多くの広告主を掲載するタイプのアフィリエイターは、全ての案件をショートコードで管理する事をおすすめします。
もし、1案件もしくはごく少数の案件のみを扱う場合なら気にならないと思いそうですが、それでも個人的にはショートコードで管理する事をおすすめします。
その理由としては、広告主が、アフィリエイト広告から撤退するリスクのみならず、広告主の名称が変わってしまう可能性もあるからです。
キャンペーンを期間限定で展開している場合なども同じような事が言えます。
掲載している案件を全てショートコードで管理できているなら、ショートコードの1つを修正するだけで、サイト内の全ページに反映されます。
たとえば、
東京三菱UFJ銀行は、2006年1月1日、東京三菱銀行(BTM)とUFJ銀行(UFJ)が合併して誕生した日本の3大メガバンクの一角を占める銀行です。
もし、合併前の東京三菱銀行のカードローンを紹介し収益をあげていたアフィリエイトサイトだとすれば、広告主が撤退していなくても、名称を東京三菱銀行から東京三菱UFJ銀行に変更しなければなりません。
会社名が変わる事は決して多くはないですが、運営しているサイト名やサービス名が変わる事は時々ですが実際に経験しています。
リハビリセラピストの転職サイトである「マイナビ医療介護(旧)」が「マイナビコメディカル」に名称変更となりました。
看護師転職サイトである「看護のお仕事」は、長年実施してきた転職祝金制度を2017年末に終了となり、これらの案件を扱っているアフィリエイトサイトは、予定していなかったサイト修正を求められる事になります。
もちろん、1ページではなく、掲載サイトの全ページで修正が迫られますが、ショートコードを利用していれば、そのショートコードの一つだけを修正すればOKというわけです。
下手すると1日がかりになる作業が、ものの30秒程度で完了するので、アフィリエイト歴が長くなれば長くなるほど、運営サイトの数が増えれば増えるほど、この効果は絶大なものになります。
ワードプレス(WP)のおすすめショートコード専用プラグイン
- Contact Form 7
- Post Snippets
Contact Form 7
問い合わせフォームを実装できるプラグインとして有名ですが、非常に使いやすいプラグインなので、問い合わせフォームだけで使うのは非常に勿体無いです。
特殊なサイトでなければ、1サイトに何個も問い合わせフォームを作る事は少ないので、多くのサイト運営者が、利用してはいるけど「使い倒してはいない」という状態ではないでしょうか?
私は、このプラグインで、アフィリエイト案件を管理しています。
この記事▽で解説しているようなショートコードを「Contact Foam 7」で管理しています。
recruit-affiliate.hatenablog.com
Post Snippets
短いタイプのショートコード制作に向いているプラグインです。ショートコードを管理する上で分野の異なるショートコードは分けて管理しておく事がおすすめです。「Contact Foam 7」でアフィリエイトコードを管理し、「Post Snippets」でそれ以外のショートコードを管理しておけば、サイト運営が非常に楽になるはずです。
TablePress
表(テーブル)専用のプラグインです。表示順番の入れ替えなどのJSを手軽に利用できます。
高機能の表を作り易い事と、作ったあとも編集しやすいので非常に優れたプラグインです。
「転職サイト一覧」「おすすめトップ3の比較表」「二つのサイトを比較する表」などを作る際に利用するのがおすすです。
ショートコードプラグインはどれが良いのか?
上記のプラグインは、ショートコードを簡単に作れ、シンプルで操作性に優れているので、どれが良いか?ではなく、全てのプラグインを使い倒して下さい。
最初は、「アフィリエイト案件をいちいちショートコードで管理するって面倒だな、、、。」と感じる人もいると思いますが、運営歴が長くなり記事数が増えたり、複数サイトを運営するようになってくると、ショートコードで管理する事の重要性をひしひしと感じるようになります。
ショートコードを用いる意外なメリット
アフィリエイトサイトの運営管理は、記事数が増えてきた時が大変です。
特化型サイトであれば、扱う案件が限定的なので多少、管理は楽になりますが、それでもテーマを派生させて案件を紹介していたりすると、どの記事で、どの案件を掲載しているのかが分からなくなってきます。
突然、登録ASPから、「◯◯案件が終了になりました。」という通達がきます。
そうすると、貼り付けた広告を削除していかなければいけません。
そのままにしていると無効リンクとなったり、報酬の発生しないボランティアリンクになってしまいます。
ショートコードで管理している場合も、各記事のショートコードを削除していかないと思うかもしれませんが、実はそうではありません。
存在しないショートコードを呼び出そうとすると、その文字列が表示されてしまいますが、ショートコードの中身のコードを全削除し空の状態にすると、何も表示されません。
つまり、何も書かれていないコードが呼び出されているというわけです。
記事には、ショートコードが記載されたままですが、表示されたコードはテキストが入っていない空の状態なので、ショートコードを記載しないのと同じ状態になります。
できれば、無駄なものは消したいので、削除するべきかもしれませんが、一つ一つ、貼り付けたショートコードを消すというのは面倒なので、収益を大きくしめる重要なページ以外は、ショートコードの中身を消すだけで対処する場合が多いです。
消す場合は、【<!-- -->】で囲うだけ
まれに、数ヶ月後に案件が再開する場合もあるので、作ったショートコードの中身を空にする時は、<!-- ここにメモ内容 -->で囲う方法がおすすめです。
htmlを記述する時に、投稿画面だけで見る事ができ、管理者がメモとして使うために用意されているコードです。
これを利用するば、これまで記載していたコードがメモ書きになり、表示されなくなります。
一度は設置したアフィリエイトコードを再開なった時に新たに作り直すのは余計な労力です。もし、これまでに数件発生している案件であれば、アフィリエイト広告が再開した時の事も考えておいて良いかもしれません。
「転職サイトかたろぐ」でも、以下のように表示されている部分はショートコードで管理しています。
もし、案件が終了した場合は、ショートコードのリンクについては、<!-- -->で囲い、無意味な離脱を生まないようにしつつ、後々再開になった時にはすぐに掲載できるようにしています。
最後にーー
まだ、ショートコードで管理する事の重要性にいまいちピンと来ていない人も、騙されたと思ってショートコードプラグインを導入し、実践してみて下さい。
ワードプレス初心者の方は、ショートコードの機能・役割を理解して、上手く使いこなしながらアフィリエイトを実践して下さい。
すぐに、記事にアフィリエイトコードを貼らずにショートコードを制作し、ショートコードを貼り付けましょう。